健康のための確かな技術を

やすらぎ創健堂、院長の施術風景

    【履  歴】

  • 1985年、 東京学芸大学卒
  • 1990年、姿勢保健均整専門学校卒
  • 【編  著】

  • 『温熱刺激療法』(資 料、1997)
  • 『運動系の原理』(教科書、1999)
  • 『同 改訂版』(2004)
  • 『亀井師範と身体均整法』(記念事業、2002)
  • 手嶋昇『身体均整法』第九章「身体均整法の生理作用」(改訂版、不昧堂 2007)
  • 南一夫『内臓体壁反射による観察と調整/概論』(改訂版、身体均整師会出版部 2007)、編集と図版
  • 『姿形操縦法』 (教科書、2010)
  • 【所  属】

  • 現在、一般社団法人身体均整師会会員(理事)
  • 身体均整法学園講師。
  • 内臓調整療法師会会員。

やすらぎ創健堂の院長

手技療法や整体になじみのない方もたくさんいらっしゃると思います。

このhpでは、そういった方々を念頭に、手による療法がどのような作用をもたらすのかを、できるだけ体系的に解説してみました。

身体のだるさや疲労感、こわばりや不調を感ずることは誰にでもあることだと思います。「少し無理をしたかな?」「今日はちょっと休みたい」、そういった思いが頭をよぎることは常日頃よくあることではないでしょうか。

そういったちょっとした不調の積み重ねが蓄積して、おひとりおひとりの身体が作られています。

わたしは、二十代の後半にこういったことを学ぶための学校(姿勢保健均整専門学校、現 東都リハビリテーション学院)に通い始め、以降、各地のマッサージ店、フィットネスセンター、整体院や治療院に勤務しながら、多くの先生方に指導を受けて、今日、やすらぎ創健堂にたどりつきました。

症状としてはとても深刻なものでも、病院を受診するととくに問題がみあたらず、どのように対処していいものか頭を抱えてしまう。そういった症状(不定愁訴と呼ばれています)で悩んでいる人は、じつはとても多いのです。

わたし自身、20年前に妊娠中の妻が体調を崩し、病院で点滴やインシュリンの投与を受けてもまったく血糖値が下がらないという事態に遭遇しました。

入院していた病院の先生から、現状では対処のしようがないと告げられ、やむなく外来用の待合室に妻を連れ出し、習ったばかりの方法で身体を刺激したみたところ、翌日に急激に血糖値がさがって驚かされるという経験をしました。

もし、手技療法との出会いがなければ、その後のわたしたち夫婦の人生がなかったと思うと、いまも背筋を冷たいものが走る気がします。

民間に伝承されてきた技術を、多くの方々に有効に役立てていただくためには、いつ、どのようなとき、どのような条件で効果があらわれるのか、しっかりと検証しながら、多くの先生方と協力し合って研究を続けてゆくことが大切です。

手技療法は、神秘の技でも、驚異の技でもありません。ただ、ストレッチやリラクゼーション、スポーツなどの実践など、自助努力では越えられない心身の不調を、訓練された手の感覚によってさぐりだして改善する確かな技術であることは間違いありません。

もちろん、どなたにも利用していただける安全な技術です。

みなさんにとって、ご自分の身体の状態がよりよく理解でき、心と身体の両方がリラックスできるお時間としてご利用いただければと、いつも心温まる施術を心がけて日々の仕事にあたっております。